「臨床推論タイプ」とは
養護教諭の学校救急処置における思考プロセスの特徴を仮説形成の有無、仮説検証の有無、仮説検証の内容、意図的な情報収集の有無から分類したもの
6つのタイプ
タイプⅠa | 仮説検証型 |
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タイプⅠb | |
タイプⅡ | |
タイプⅢ | |
タイプⅣa | |
タイプⅣb |
仮説検証型
仮説形成も仮説検証もあり、検証によって仮説が支持されるか否かが検討され結論が出される
仮説形成ありの
子どもの言動優先型
仮説形成も仮説検証もあるが、検証内容が不十分で子どもの言動によって仮説が次々に形成される
直感型
仮説形成はあるが、仮説検証はなく、ほぼ最初に考えた仮説が結論になる
かくれ仮説検証型
仮説形成はないが,情報収集が意図的であり、仮説が表現されていないだけで、ある特定の状態(重症例)を念頭において情報収集を行う
網羅的情報収集型
仮説形成はないが、情報収集が意図的であり、あらゆる状態を念頭においたチェックリストのように網羅的に情報収集を行う
仮説形成なしの
子どもの言動優先型
仮説形成はなく、情報収集の特徴として、意図的な情報収集ではなく、子どもの言動を優先し子どもの言動に左右されていると思われる情報収集を行う